厚生労働省が26日まとめた障害者雇用調査(昨年6月1日時点)によると、大企業(従業員5000人以上)の障害者雇用率のトップはユニクロで、7・42%だった。全企業(56人以上)の平均では1・52%と、法定雇用率1・8%を下回っており、達成した企業の割合も43・4%にとどまった。 大企業の障害者雇用率は、2位が日本マクドナルドで2・94%。次いで衣類小売りのしまむら(さいたま市)が2・83%、すかいらーくの2・82%、電子部品製造のパナソニックエレクトロデバイス(大阪府門真市)の2・79%と続いた。ユニクロは「社会的責任として、6年前から1店舗に1人との方針で障害者雇用を進めている」(広報室)と説明している。 障害者雇用促進法は、全従業員に対して民間企業では1・8%、国・自治体に2・1%以上の障害者を雇用するよう義務付けている。
2007/04/26 08:54