【ヨハネスブルク(南アフリカ)時事】南アフリカ共和国の統計によると、スタジアム建設など「サッカー・ワールドカップ(W杯)特需」終了の影響などで全業種の雇用者数が急激に減少、5月までの2カ月間で年換算6.2%落ち込んだ。
23日の同国紙「ビジネス・リポート」(電子版)が報じた。また、同国では24歳以下の失業率は74%に達しているという。 それによれば、W杯関係の多くのプロジェクトが完了したため、建設業の落ち込みが10.2%と最も高い。これに次ぐのは貿易業の9.2%で、消費者の買い控えが原因という。公表されている同国の失業率は25.2%。
6月23日19時42分配信 時事通信